ウェブサイト リニューアルオープンに際して

yutika.net

私がタイ医学の世界に入っておおよそ16年の年月が経ちました。

タイ医学は、人々の生活に寄り添いながら伝承されてきた尊い文化です。
この伝統医療の世界に携わらせていただく中、ワットポー寺院タイ伝統医学校の講師として、さらに日本ではYutika Thai Traditional Therapy School & Salonの主宰者として、タイと日本を行き来し活動を重ねていく中「社会の中での民間療法(タイ医学)の役割」が私の中で大きなテーマになっていきました。

中でも日本でのパーキンソン病、認知症、脳梗塞などの脳神経系にトラブルを抱える患者さん達との出会い、神経内科の医療関係者の方々との出会いも大きなきっかけとなり、統合医療としての伝統医療の役割について、異文化におけるタイ医学の活用について、学びを深めていきたいという気持ちが高まっていったのです。

そんな願いを叶えようと、2014年8月よりタイ・チュラロンコン大学大学院へ進学。2015年8月には『パーキンソン病患者へのタイ古式マッサージの試み』をテーマに研究結果を発表し、公衆衛生学修士号(MPH)を取得する事ができました。

さらに2016年8月よりタイ・チュラロンコン大学医学部大学院医学研究科博士課程への進学というかたちで、目標としてきたタイ医学研究を継続する機会をいただきました。

それを受けまして、Office Yutika並びにYutikaオフィシャルウェブサイトでは、2017年よりThai Medicine Research Lab(タイ医学研究所)という機関を新たに設け、タイ医学に関する研究活動を行って参ります。タイ医学のさらなる可能性を模索し、継承の一端を担う研究者になれたらと願っております。

今後は、タイ古式マッサージなどタイ医学の世界にご興味のある皆様と共に、研究活動、普及活動に力を注いで参りたいと思っております。
これを機により一層の努力をして参りますので、今後とも変わらぬご愛顧のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。

宮原由佳(Yutika)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

コメント

お名前 *

ウェブサイトURL