Watpo

ワットポー寺院

yutika.netワットポー寺院は、仏歴2331年(西暦1788年)、ラーマ1世によって建てられたタイ国第一級王立寺院で、首都バンコクで最も大きく最も古い寺院です。

全長46メートル、高さ15メートルの巨大な涅槃仏が有名で、涅槃寺とも呼ばれる事もあります。
涅槃仏はラーマ3世による命で制作が始まり、その姿は全身が金箔で覆われており、足の裏にはインドと中国とタイの混合様式で仏教に関することが描かれ、真珠母貝で出来た精巧な螺鈿加工が特徴的です。

ラーマ1世によって建立された本堂は、外回廊と内回廊によって2重に取り囲まれ、150体の仏像が安置されています。

本堂の周りには、現チャクリー王朝の、ラーマ1世から4世までの歴代王を象徴する4基の大きな仏塔が据えられています。
中国から渡ってきた陶器の破片をはめ込んで造られた鮮やかな仏塔は、緑が1世、白が2世、黄色が3世、青が4世を表しています。中にはそれぞれの王の遺骨が納められています。

ラーマ3世は、各分野の有識者を集め、ワットポーの本堂や回廊、礼拝堂、それらの周りに建つサーラー(東屋)の壁や柱に、 タイ医学や占星術・仏教教理・芸術・歴史などに関する知識を分かりやすく解説する絵や文章を描かせ、寺を訪れるすべての人々に当時最高の知識を開放しました。
ワットポーはタイの知識の殿堂と呼ばれるようになり、特にタイ医学やマッサージに関する知識が後世に残り、マッサージの総本山として知られるようになりました。

 

WatPo Thai Traditional Medical and Massage School

WatPo Thai Traditional Medical and Massage School(ワットポー寺院タイ伝統医学校)は、1955年に文部省認可のもと設立されました。
伝統薬学、伝統医学的治療法、助産婦学、古式マッサージの4つの分野から成る、タイ伝統医学を伝える学校です。

この50年ほどで、タイ人、外国人ともに多くの修了生を送り出していますが、修了生の活躍は、 健康関係、マッサージ・スパビジネス関係など幅広く、世界中に渡っています。

ワットポー寺院境内で行われているタイ古式マッサージ、フットマッサージ、ハーバルマッサージは、タイ国では最も有名なトリートメントです。

2004年、スクール併設校としてノンタブリとチェンマイに新しい分校を設立しました。 チェタワン トラディッショナル マッサージ スクール <チェンワタナ校、チェンマイ校>です。

2007年には、ナコンパトム・サラヤに併設校チェタワンスクールをさらに充実させたチェタワンヘルススクールを設立。
WatPo Thai Traditional Medical and Massage Schoolによる、最も大きな組織、また伝統クリニックです。 マッサージ、スパに関する幅広い分野に向け、よりプロフェッショナルなセラピストを育てる充実したカリキュラムまでを備えています。

休日の日曜日には周囲の観光地(カンチャナブリ、アユタヤなど)へのフィールドトリップもご用意。寮も完備しているこのキャンパスは、ワットポースクール本校からおよそ 車で30分ほどに位置しています。
医学で有名なマヒドン大学など様々な学校が集まる文教地でもあります。本校からスクールバスのご利用が便利です。

ワットポー タイ トラディッショナル メディカル&マッサージ スクール(ワットポー寺院タイ伝統医学校)
オフィシャルサイト <タイ語・英語>
WatPo Thai Traditional Medical and Massage School